酬恩庵 一休寺「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンレポート

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2018年秋「そう京」キャンペーン~完~

 

 

今年(2018年)の秋の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン寺院として、「そう京」ブログで何度もご紹介させていただいた酬恩庵 一休寺(以下、一休寺)。お寺の皆さまはじめ、たくさんの方に支えられ、12月2日(日)をもって無事にキャンペーン期間を終了しました。

その盛り上がりぶりを、キャンペーン連動イベントを行った11月25日(日)に絞ってレポートします♪

⇒「そう京」イベントに参加するには、「そう京」カードへのご入会が必要です。詳しくはこちら

 

 

 

 

「京都紅葉情報2018」で色づき具合がアップされるたびにドキドキしていたのですが、一休寺の見頃は折良く3連休に重なりました。お天気も良かったことから、3連休の最終日にあたる11月25日(日)はご覧の通り大賑わい!

台風や猛暑の影響を心配されていた方も多かったと思いますが、一休寺の紅葉は本当に美しく色付いていました。じつは、ご住職が夏頃からキャンペーンに向けてこまめに水やりをされていたそうです。そのお話を聴くと、美しさが一層心に染みますね。

 

 

宝物殿

 

 

一休寺ではキャンペーンにあわせて、さまざまなプロジェクトが行われました。そのひとつが、宝物殿で開催された特別企画展「祖師と肖像」です。テレビアニメ『オトナの一休さん』のイラストを手掛ける伊野 孝行さんが一休寺に伝わる頂相(ちんそう、肖像画のこと)をオマージュして新作を奉納するなど、昔と現代のアートを見比べられる試みは、多くの人を惹きつけました。

伊野さんの作品は今後も折々に展示されるということですので、お寺の公式ホームページで情報を欠かさずチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

キャンペーン期間中にインスタグラムを賑わせたのは、「CANVAS TO KYOTO IN IKKYUJI(キャンバス トゥ キョウト イン イッキュウジ)」。東京の広尾にある人気カフェ「CANVAS TOKYO」が一休寺の境内に期間限定で出店されていたのですが、オシャレな空間はくつろぎスポットとして人気を博しました。

ドリンクカップに真っ赤なモミジを描いた「ほうじ茶ラテ」は特に“インスタ映え”するとあって、多い日には1日で約600杯の注文が入ったのだとか!

⇒今回の「CANVAS TO KYOTO IN IKKYUJI」の取り組みについて、詳しくはこちらをご覧ください

 

 

 

 

庫裏の中にある授与所も、おみやげを求める人でいっぱい。人形作家mogaとして活躍している北野 深雪さんがひとつひとつ手作りしている「一休さん人形」や、伊野さんのイラストをあしらった期間限定朱印が人気だったそうです。

紅葉の時季が終わって品薄状態の「一休さん人形」ですが、今後も定期的に入荷するということですので、買いそびれたという方もご安心を。

 

 

 

 

キャンペーンにあわせて必ず連動開催している「そう京」イベントですが、今年はライトアップを自由にご覧いただくプランと、一休さんゆかりの方々が出演するトークショープランのふたつをご用意しました。

25日(日)に行われたのがトークショー。禅宗史研究家の芳澤 勝弘先生、先ほどから何度もお名前が出ているイラストレーターの伊野 孝行さん、「一休さん人形」の制作者である北野 深雪さん、そして一休寺副住職の田邊 宗弘さんの4名にご登壇いただき、アートを切り口に一休さんの知られざる実像に迫りました。

「一休さんの見方が変わった」「これからの一休さん研究の進展が楽しみ」など、参加された皆さまにとって有意義な学びのひとときになったようです。

 

 

 

 

トークショーのあとには、秋の時季としては初めての試みとなるライトアップもお楽しみいただきました。プロの照明デザイナーがプロデュースしたライティングは、禅寺の厳かさを一層際立たせているよう。しっとりとした秋の夜長を、思い思いにお過ごしいただけたようです。

 

 

 

 

思い返せば、あっという間のキャンペーン期間でした。一休寺の皆さま、ご協力いただいた関係施設の皆さま、そしてお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました! 今回のキャンペーンで一休寺の魅力を感じていただけた方は、また別の季節にも足を運んでみてくださいね(私は初夏がおすすめ!)♪

次の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンもお楽しみに!

 

Written by. シュガー

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